回 |
内容 |
1 | 人間の認知発達とその研究法について、特に全体的な視野から検討・考察する。その中で、ブルーナーが、「意味の復権」で述べた人間研究のあり方についても言及する。 |
2 | 人の発達を表象能力の問題と共に、人との関わり・コミュニケーションに結びつけて検討する。 |
3 | 構成的グループエンカウンターの実習の中に、乳児期からの人とのかかわりの典型例を取り入れ、それらの働きについて、体験的に理解する。またこの中で、授業参加者の会話・討論の雰囲気を高める。 |
4 | 人の発達を支えるコミュニケーションの問題について、乳児期から青年期への経過の中で考察する。また児童・生徒の人間関係の中で前回の活動を生かす方法について考察する。 |
5 | 表象能力の発達について、いくつかの理論の特徴を比較・検討する。主にピアジェ、ワロン、ヴィゴツキーの対立点を扱う。 |
6 | 表象能力の課題についての実習的な理解を進める。主にピアジェとブルーナーの用いた課題を実習的に理解する。 |
7 | 発達についての全体的なまとめを行い、またテーマを設けて議論する。 |
8 | 授業参加者を3グループに分け、それぞれに検討テーマをそれまでの授業の中で与えておき、その発表と討論を行う。(テーマ1) 主に、対物的活動と認知発達という問題を扱う。 |
9 | 課題についてのグループ発表と討論(テーマ2) 主に対人的活動と認知発達という問題を扱う。 |
10 | 課題についてのグループ発表と討論(テーマ3) 主に教育活動と認知発達という問題を扱う。 |
11 | 知能検査について 主にK−ABCについて解説する。 |
12 | 知能検査について 主にWISC−Vについて解説する。 |
13 | 発達・知能検査実習1 主にK−ABCの課題のいくつかについて実習的に理解する。 |
14 | 発達・知能検査実習2 主にWISC−Vの課題のいくつかについて実習的に理解する。 |
15 | 復習とまとめ 10回までの授業で扱ったテーマ等について各人がレポートを仕上げ、グループまたは全体で発表する。 |