科目名 |
学校経営改善演習 |
クラス |
b |
授業の概要 |
学校経営の主要な3つの領域について、課題毎に事前に具体的なテーマや方法を決め、受講生の報告、発表を基本とする。指定文献・資料の分析(内容の概括、問題点の指摘・分析、関連資料の提示、課題解決の提案等)などの方法を提示し、受講生が報告・発表し、討議する。 |
授業の到達目標 |
学校経営の主要な3つの領域について、受講生自身が演習によって主体的に課題解決を図れる力量を形成する。 |
授業計画 |
第1回 課題設定、オリエンテーション:本演習で扱う領域や特質を明らかにし、その課題を整理する。また授業の進め方と留意点を示し、レポートの分担を決める。
第2回 教育法規演習(1) 憲法、教育基本法: 教育基本法規としての憲法と教育基本法について、重要条文を中心にこれまでの学説、解釈を分析し、また関連する判例についても検討を加え、発表グループの報告について受講生が論議し、検討する。
第3回 教育法規演習(2)地教行法: 学校経営の制度的基礎となる地教行法について、現行の教育委員会制度の概要と問題点、教育委員会と学校の関係、教育委員会からする学校管理の在り方を中心に、関係条文の解釈や問題事例の判決の分析を通して検討する。
第4〜5回 教育法規演習(3)〜(4) 学校経営の具体的展開における法的規準となる学校教育法及び学校教育法施行規則について児童生徒の就学、懲戒や教職員の配置、勤務、学校の内部組織編制等に関する重要条文について、これまでの学説、解釈の分析、判例を中心に受講生が報告し、検討する。第4回:学校教育法 第5回:学校教育法施行規則
弟6〜9回 教育課程開発演習(1)(2)(3)(4) 現在の学校教育課題、また学習指導要領の改訂動向を踏まえつつ、個々の学校で教育課程の開発・編成をどのような組織体制で展開し、評価システムを確立するのか、また教科統合や幼小連携、小中連携などの具体的な展開を見据えた教育課程編成の具体的在り方や諸課題について、各種の資料、実践記録の分析を通じて検討する。
第10〜13回:学校評価演習(1)〜(4) 学校評価の今日的な状況を踏まえて、個々の学校でその学校改善に役立つ評価システムをいかに開発し実践できるかを、各種の資料や文献を分析し、また受講生の勤務校での取り組みの提示を踏まえて検討する。また受講生グループ別に、ありうべき学校評価の設定、実施についてシュミレートし、報告し、検討する。
第14回 まとめ:本演習で扱った3領域について総括し、学校経営改善に向けたその在り方論議し、検討する。
第15回 受講生各自がまとめたレポートを発表−報告し、担当教員のコメントを踏まえ、本科目全体についての受講生個々が得られた成果について確認する。 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
各領域毎に文献、判例、政策文書等を提示する。 |
授業の形式 |
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評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席と報告レポート(50%)、修了レポート(50%) |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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