科目情報

科目名 障害児教育I  クラス −  授業の概要 　特別支援教育の構想と課題について，目的，原理および権利論の立場から考察を進め，特別支援教育の在り方を問う。特に統合的環境における個別支援の捉え方、個別的対応と機関間連携、生活ベースでの支援と教育的側面での支援の関係等に焦点を当てながら講義を進める。  授業の到達目標 ・特別支援教育の目的・理念についての基本的理解。 ・子どもの持つ特別なニーズに基づく発達課題設定の意義についての基本的理解。 ・自己選択・自己決定・参加の意義の理解と対応方法への理解。 ・個別の教育支援計画の意義と作成の実際についての理解。 ・特別支援教育の基礎理論を理解するとともに、同僚や保護者にわかりやすく説明できる力をつける。   授業計画 �T　特別支援教育の目的と理念 �U　子どもの特別なニーズと教育支援 �V　統合的環境下における個別対応 �W　特別なニーズに対応する機関間連携の在り方 �X　地域での生活を基盤とした支援と教育機関の在り方 　　（各３週程度）   テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキスト：特に指定しない。必要に応じプリント資料等を配布する。 参考書：藤井聰尚編著『特別支援教育とこれからの養護学校』、ミネルヴァ書房、2004。 他、講義時に紹介する。 特別支援教育に関する報告書・答申等を通読しておくことが望ましい。   授業の形式 講義を中心に進めるが、グループによる課題研究などを通じて、参画型授業を行う。  評価の方法（評価の配点比率と評価の要点）   本授業に関する情報   その他 　初回授業時に小レポート（ワープロ打ち2000字以内）を準備すること。（提出用と自分用の計２部）テーマは「障害児が地域で教育を受けることの意義」とする。