科目情報
科目名 日本語教育概説II 
クラス − 
授業の概要 日本の学校には日本語指導を必要とする児童・生徒が現在2万人以上在籍し,今後も増加の一途をたどると予想される。注目したいのは,学校あたり在籍数が数名という場合がほとんどであることである。このような少数点在のケースにおいては組織的な支援体制がとられにくく,子どもに直接対応する教員に適切な知識と能力が求められる。本授業では,日本語を母語としない児童・生徒について,主に言語習得と文化適応の側面から考える。 
授業の到達目標 日本語を母語としない児童・生徒が言語・文化面で学校生活において直面する課題について,基礎的な知識を身につける。 
授業計画 以下のテーマについて順次取り上げる予定である。
1. 日本語を母語としない児童生徒とは
2. 日本の学校文化
3. 外国語としての日本語
4. 多言語環境下の子どもの発達
5. 多文化共生の学校づくり 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 授業中に指示 
授業の形式 講義,討論,発表 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席30%,課題40%,レポート30% 
本授業に関する情報 児童生徒のための日本語教育論Aと合同授業 
その他