科目情報
科目名 言語文化特講I 
クラス − 
授業の概要 国際開発における主要な課題と、国際協力の実施手法について学ぶ。授業では適宜、映像資料を紹介するほか、具体的な国際協力プログラムを想定した事例教材を活用し、開発の現場で関係者が直面する問題について考えてもらう。 
授業の到達目標 1. 開発理論と国際協力プログラムの基礎的な知識を習得する。
2. 近年の国際開発における主要な課題、とりわけ貧困と感染症(HIV/AIDS)の問題について理解する。
3. 実際の協力活動の現場において関係者が直面する諸問題を理解し、それらの問題を克服する方法について考える。 
授業計画 ■概説
1. 国際協力の現場と開発の理論
2. 近年の国際協力プログラムの特徴

■開発課題(1)貧困
3. 貧困に直面する人びとについて知る[映像資料]
4. 国際的な経済格差はどうして生まれるか[事例教材]
5. 人はなぜ貧しくなるのか:リスクとエンタイトルメント
6. どうすれば貧困を是正できるか:公正な配分について考える

■開発課題(2)HIV/AIDS
7. HIV/AIDS予防と治療の現状[映像資料]
8. 感染症問題に対する「縦の」アプローチと「横の」アプローチ
9. HIV/AIDSに対する地域住民の取り組み[事例教材]

■開発課題(3)環境
10. 環境問題と国際協力
11. 環境問題と企業の社会的責任
12. 環境への取り組みと貧困問題

■開発課題(4)アフリカ
13. アフリカが直面する問題
14. アフリカ社会の可能性

■まとめ
15. 開発の主要課題と国際協力の実施手法 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 教科書は特に指定しない。参考書は授業中に適宜紹介する。 
授業の形式 講師が作成するプリント、パワーポイント等に沿って講義を進める。また授業中に適宜、映像資料を紹介するほか、ケースメソッド(事例教材にもとづくグループ学習の手法)を取り入れた講義も行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加状況と、課題レポートの提出によって評価する。詳しくは第1回目の講義で説明する。 
本授業に関する情報  
その他