科目名 |
現代経済論II |
クラス |
− |
授業の概要 |
経済活動は、財やサービスの生産が基本だが、生産されたものを実際に取引するためには貨幣が必要である。今日では経済社会の動きをとらえるのに貨幣経済もしくは金融経済についてよく知ることが必要不可欠である。 この講義ではそのような知識の基礎となるところから説明して、現代の経済の動きを理解する手がかりを提供したいと考えている。 |
授業の到達目標 |
金融の概念、金融の制度、経済活動と金融との係りあい、金融政策の有効性、そして国際通貨制度と外国為替市場などの基本的な理解が得られるようにすること。 |
授業計画 |
以下のテーマを中心に、それぞれ1〜2回程度で講じる予定である。
1.金融と経済 2.貨幣とは何か 3.金融取引と金融資産 4.金融市場と利子率 5.中央銀行の役割と金融構造 6.銀行と貨幣供給 7.貨幣と経済活動 8.金融政策の目標、手段と有効性 9.国際通貨制度と外国為替市場 10.為替レートと金融政策 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
準テキスト:貝塚啓明・奥村洋彦・首藤 恵 エッセンシャル経済学シリーズ 『金融』[第2版]、東洋経済新報社、2002年. 参考書:清川義友・北川雅章他『マクロ経済学の視点』八千代出版、2007年. |
授業の形式 |
講義形式 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末試験(8割)、出席状況〈2割)によって評価。 |
本授業に関する情報 |
|
その他 |
|