科目名 |
物質科学II |
クラス |
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授業の概要 |
物質の諸性質を学ぶための放射線の計測方法を学ぶ。このために必要な統計的な取扱について解説する。また放射線の性質の基礎となっている粒子の基本的性質についても解説する。 |
授業の到達目標 |
物質の基本的な振舞を知るためには、X線やγ線、電子や陽子線との相互作用の諸性質を学ぶことが必要になる。そのための放射線計測法の基礎を理解する。 |
授業計画 |
1.はじめに、 2.放射能、放射性物質、放射平衡 3.原子構造と核によるラザフォード散乱 4.多重クーロン散乱 5.電離によるエネルギー損失 6.電子・光子の反応、放射長とは 7.光子の反応 8.電磁カスケードシャワー 9.チェレンコフ放射、強い相互作用による反応 10.放射線計数と統計学 11.半導体検出器 12.電離箱、比例計数管 13.シンチレーションカウンター、光電子増倍管 14.半導体検出器 15.まとめ |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
参考書:放射線計測 (新物理学シリーズ26 )、加藤貞幸 著、 培風館 |
授業の形式 |
通常の講義形式とするがIPCが使える場合はWebを利用する |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席とレポートを中心に評価する。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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