科目名 |
放射線分子生物学 |
クラス |
− |
授業の概要 |
生命は誕生以来、絶えず放射線に曝されながら進化してきた。生命の本質である遺伝子、DNAも絶えず放射線によって損傷を受け続けているが、生物はその損傷を修復する機構を整えてきた。その機構が働くが故に、遺伝子に変化が起こり、突然変異や癌が引き起こされる。授業では、放射線およびこれら化学物質の引き起こすDNA損傷とその修復機構について講述しながら、細胞の死、突然変異、染色体異常、発癌について論じ、放射線の人体影響に言及する。 |
授業の到達目標 |
放射線に対する細胞の様々な応答に関するこれまでの知見を学び、放射線の人体影響を正しく理解するための基礎知識を習得する。 |
授業計画 |
1.放射線とは 2.DNA損傷 3.DNA修復機構 4.突然変異、染色体異常、発癌 5.放射線の人体影響 6.環境放射線 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
必要な資料は、プリントにして授業時に配布する。 |
授業の形式 |
講義形式で行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
試験の成績により評価する。 |
本授業に関する情報 |
遺伝学、分子生物学の授業を履修しておくことが望まれる。 |
その他 |
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