科目名 |
Cプログラミング応用 |
クラス |
− |
授業の概要 |
テキストの10章以降で、特に重要な章を選び、その講義と演習を行う。特にポインタの理解に重点を置き、ポインタについては、2日間計6コマにわたり、講義と演習を行う。 |
授業の到達目標 |
C言語の文法の中で、身につけるのが一番難しいとされるポインタを中心に学習し、『Cプログラミング基礎』に続いて、さらにC言語のプログラミング技術を上達させることを目標とする。 |
授業計画 |
主な内容は、次の通り。 1. ポインタの初歩 2. 入出力とライブラリ関数 3. 構造体と共用体 4. ファイル入出力 5. 関数へのポインタ 時間があれば、大規模プログラムを作る時に不可欠な技術である分割コンパイルについても、解説する。 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト: C言語入門(改訂第3版),Les Hancock, Morris Krieger, Saba Zamir共著,倉骨彰・三浦明美共訳,アスキー出版局 このテキストは、本授業の履修希望者にとって必須であるが、大学生協にとって、アスキー出版局の本は買取であることと、再履修の学生がほとんどで、このテキストを既に購入済みと思われるので、このテキストは大学生協に事前に並べておく措置は取らない。今回、初めて履修しようと思う学生は、個別に注文するなどして、事前に購入しておくこと。 参考書及び自学学習についての情報: C言語に関する本は無数にあり、その対象範囲も様々である。ここでは、自学学習用の参考書として、次の1冊を挙げておく。 新版 明解C言語 入門編,柴田望洋著,ソフトバンクパブリッシング |
授業の形式 |
集中形式で行い、ある程度講義が進むたびに、演習を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
(1) 出席点 (30%) (2) 授業態度 (20%) (3) プログラミングのレポート (50%) 1. (2) 授業態度とは、授業への取り組みの真剣さを評価するものである。 2. プログラミングのレポートは、毎回出される。人のプログラムをコピーして提出したことが明らかになった場合は、レポート点は0点とする。 |
本授業に関する情報 |
本授業を履修する前に、昨年度で終了した科目であるが、1回生向けの授業『プログラミング言語T及びU』と『プログラミング演習T及びU』を履修しておいた方が、より理解が深まるであろう。毎回、プログラミングのレポート問題を出すので、学習意欲が強くないと、単位はなかなか取れない。また、C言語の理解なしに、C++やJAVAを理解するのは難しいため、情報関連の職に付く予定の学生にとっては、この科目の知識は不可欠である。 |
その他 |
本年度で、本授業は終了となる。本授業は、情報数学専攻の学生にとって、卒業必修単位であるので、未履修の学生は、他にどんな用事があろうとも、本授業を最優先にして、受講して欲しい。 |