科目名 |
数理と情報 |
クラス |
− |
授業の概要 |
情報の数理的とりあつかいに必要な数学について学ぶ。微分・積分の学習の延長上にある数学の応用的側面 を重視する。 次に、情報を確率的事象の生起として定義し、情報量(エントロピー)を求める。情報量に関する基本的なモデルの構築とそれによって得られる定理・証明を行なう。複雑系とよばれる分野に触れ、情報学と統計力学との関連について述べる。さらに量子情報について述べるとともに量子力学との関係について触れる。 |
授業の到達目標 |
情報科学・統計力学における方法論を学ぶ。基礎的な原理・方程式から出発し、必要な証明を示しながら具体的な問題に適用する数理的能力を養う。 |
授業計画 |
1.フーリエ級数とフーリエ変換 2.ラプラス変換 3.複素数と関数(1)正則関数とコーシーリーマンの関係 4.複素数と関数(2)コーシーの積分定理 5.複素数と関数(3)級数 6.複素数と関数(4)留数の定理と実積分 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教科書はない。参考書 (1)物理数学入門 川畑有郷 倍風館 など。 |
授業の形式 |
講義 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
試験 40%。出席ととりくみ 60%。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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