科目名 |
中等国語科教育I |
クラス |
− |
授業の概要 |
前期中等教育(中学校)、後期中等教育(高等学校)の国語科教育を理解するために前提となる知識、理論について講じるとともに教材研究法の初歩に関する演習を行う。 |
授業の到達目標 |
中等国語科教育に関するに一定の知識の習得、構造や知識の理解、初歩的な教材研究法の習得をめざす。 |
授業計画 |
1.中等国語科教育の概要 2.中等国語科教育の構造と組織 3.平成19年度・20年度全国学力・学習状況調査問題から見る中学校国語科教育の成果と課題 4.平成21年度全国学力・学習状況調査問題から見る中学校国語科教育の成果と課題 5.中学校国語科学習指導要領の改訂過程 6.高等学校国語科学習指導要領の改訂過程 7.新学習指導要領 8.教材研究法(1)−説明的文章・論説的文章− 9.教材研究法(2)−文学的文章− 10.教材研究法(3)−詩歌− 11.教材研究法(4)−文章表現(作文)− 12.教材研究法(5)−音声表現(話し合い等)− 13−14.中等国語科教育に関する総括 15.中等国語科教育の成果と展望 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
授業に必要なプリント・教材はその都度配布する。授業における演習だけでは、教材研究力は身につかないので中学校国語教科書、高校国語教科書の教材を用いて自分で教材研究の修練を積むことが必要である。適宜、レポートを指示し、教材研究の成果を求める。 |
授業の形式 |
講義を中心とするが、グループによる討議・話し合い、発表活動を導入する。また演習発表ではグループによる担当を決めて、教材研究の成果を発表するともにテーマを定めて、少人数の討議を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
複数回のレポートの内容(提出回数も含む)(50%)を評価するとともに、演習発表の内容・質(30%)、授業における討議参加の状況(20%)を含めて総合的に評価を行う。 |
本授業に関する情報 |
「中等国語科教育II」における本格的、総合的な中等国語科教育の理解の前提となる部分を扱う。教材研究法に関しても入門的な方法を扱う。 |
その他 |
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