科目情報
科目名 中等家庭科教育IV 
クラス − 
授業の概要 中等家庭科教育I〜IIIで取り上げてきた基本的な中等家庭科の事項をふまえた上で、中学・高等学校の生徒の生活実態や家庭科学習実態を考慮し、中等家庭科の指導のあり方について実践的に考察する。授業では中等教育の内容を受講者で分担して教材研究を行い、授業での生かし方について発表する演習を取り入れる。また、家庭科教育に関する今日的課題について文献資料をもとに俯瞰し、その中から関心があるものについて多角的に分析・考察を加え、中等家庭科教育の課題の所在とその本質を明らかにする。 
授業の到達目標 中学校および高等学校の家庭科指導や今日的な家庭科教育の課題に対応できる資質を養うために、
1.中学校技術・家庭(家庭分野)および高等学校家庭科の実態を理解することができる。
2.中等家庭科でとりあげる内容について具体的に教材研究を進めることができる。
3.中等家庭科の課題について理解し、その要因分析や解決に向けた考察を行うことができる。 
授業計画 1.中等家庭科教育の実践記録や文献をもとに、家庭科をめぐる学習者や教科の課題について概観する。(3回)
2.中学校および高等学校家庭科における教材研究を行い、新しい授業の提案を考える。
(8回)
3.問題の所在と自身の関心をもとに分析・考察し、課題の焦点化をはかる。(4回) 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 随時、課題に合わせて文献・資料等を紹介するので、それらを事前に通読し、授業に臨むこと。 
授業の形式 主とし演習で進める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席(40%)、毎時間のリポートや勉学態度(30%)、課題に対する洞察力・分析力(30%)などを総合的に評価する。試験は行わない。 
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