科目名 |
帰国/外国籍児童・生徒教育の研究 |
クラス |
− |
授業の概要 |
1.さまざまな教育現場で実践を行っている講師を招き、具体的な実践例を通して、帰国・外国籍児童生徒を取り巻く社会や教育環境の現状と課題に対しての認識を深める。 2.日本語に課題を持つ児童生徒に対する教科学習の改善について学び、指導計画およびその要点を交流する。 3.毎授業の最後に授業内容を通して考えたことなどを、自己評価(ふり返り)としてレポートする。 |
授業の到達目標 |
1.帰国/外国籍児童生徒教育についての現状と課題を、具体例を挙げて指摘できる。 2.帰国/外国籍児童生徒が在籍する学級での教科学習において、授業方法改善の視点を指摘できる。 3.実際の指導対象児童生徒を想定して、教科学習の指導計画を立案できる。 |
授業計画 |
1.ガイダンス(附属桃山中学校 佐々木稔) 2.附属桃山中学校の帰国・外国人生徒教育について(同 佐々木稔) 3.帰国・外国人児童生徒の心理と異文化適応(同 相談室担当 臨床心理士 藤田恵津子) 4.受け入れ側(学校)から見た多文化共生教育(京都市立嘉楽中学校 土岐文行) 5.(検討中 後日連絡予定) 6.継承語教育について(大阪府立八尾北高等学校 趙仁淑) 7.(検討中 後日連絡予定) 8.JSLカリキュラム(小学校編)の授業実践(京都市立池田小学校 大菅佐妃子) 9.JSLカリキュラム(中学校編)の授業実践(附属桃山中学校 田内雅人) 10.JSLカリキュラムを生かした教科学習の指導計画立案(同 佐々木稔) 11.帰国/外国籍生徒に対する進路保障について(京都府立鳥羽高等学校 長谷川千賀) 12.教育現場と地域との連携について(伏見青少年活動センター) 13.学習のまとめ(附属桃山中学校 佐々木稔) |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
授業ごとに担当者がプリント資料を配布する。また、実践事例等の情報収集の方法については授業の中で紹介する。 |
授業の形式 |
担当者が提供する資料をもとに、講義、および演習を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席状況および態度(40%) 授業中での発表やレポートなど(30%) 期末レポート(30%) |
本授業に関する情報 |
帰国・外国籍児童生徒の教育課題を中心にしながら、今後の国際教育や多文化共生社会を共に考える授業にしたい。本授業では各教育現場で活躍されている講師を多数お招きしている。授業内容に関心のある学生の受講を望む。また、受講生で附属桃山中学校の帰国生徒学級の授業、および日本語教室の参観等を希望する場合は、事前の許可制、日程調整を前提に受け入れたいと考えている。 |
その他 |
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