科目名 |
倫理学概論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
一般に倫理や道徳は、「上からの押しつけ」や「個人的な信念や好み」にすぎないものと思われがちです。しかし、善/悪や正/不正とはどのようなものでありうるのか、私たちはそこで何を問題にしようとしているのか、これらについて筋道立てた議論をすることはできます。本講義では、倫理的な問題について考えるための基礎として、倫理学の代表的な学説を紹介するとともに、重要な論点などについても取りあげます。 |
授業の到達目標 |
現実のさまざまな倫理的問題について、きちんと考え、きちんと議論できるようになることを目標とします。また、とくに教師をめざす人には、道徳をどのように教えることができるのかについても学んでほしいと思います。 |
授業計画 |
第1週 授業のガイダンス 第2−3週 1 道徳的相対主義:普遍的な道徳原理は存在しない 第4−5週 2 功利主義:道徳の基礎は「みんなの幸福」 第6−8週 3 カント主義:道徳の源泉は人間の「自由」 第9週 中間試験 第10−12週 契約主義:道徳とは互いの利益のための取決め 第13−14週 「なぜ嘘をついてはいけないの?」にどう答えられるか 期末試験 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストは使用しません。 |
授業の形式 |
講義形式でおこないます。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席などの平常点20点+中間試験30点+期末試験50点の合計で評価します。なお、試験はいずれもノート・資料等参照不可です。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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