科目情報
科目名 政治学特講 
クラス − 
授業の概要 前半部分ではワイマール時代から60年代にかけて活躍したドイツの文化哲学者ジークフリート・クラカウアーの思想を概観する。後半部分では戦前日本のナショナリズム論を批判的に検討する。 
授業の到達目標 やや専門性の高い思想や事象の考察を通じて、受講生が政治や社会に対する理解を深めることを目指す。 
授業計画 1. ワイマール共和国の歴史とクラカウアーの生涯
2. 探偵小説の哲学(2回)
3. ワイマール中期の思想と『啓蒙の弁証法』
4. 『サラリーマン』とナチス支持層の分析
5. 『カリガリからヒトラーへ』 〜 ワイマール期ドイツ映画の分析(2回)
6. 『映画の理論』 〜 クラカウアー思想の到達点(2回)
7. 晩年の思想とベンヤミン、アドルノとの比較
8. 柳宗悦とナショナリズム 〜 ゲルナーの理論を手がかりとして(2回)
9. 複製技術論と民族主義 〜 大熊信行の言説
10.高田保馬の民族論(2回) 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストは使用しない。レジュメを配布し、参考書を適宜指示する。 
授業の形式 講義 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席状況(50%)、課題レポート(二回実施、50%) 
本授業に関する情報  
その他