科目名 |
英米文学講読VB |
クラス |
− |
授業の概要 |
1. Macbethの後半を、受講生に質問しながら講義してゆきます。 2. 文学的解釈、演劇的解釈に踏み込んで、現代の上演にも言及しつつ、演じられるものとしてシェイクスピア劇をたのしみます。 3. 必要な語学的解説と文化的背景についての説明を教員がおこないます。 4. 予定のうち読み残したところは自宅で読んでもらうことになるでしょう。 |
授業の到達目標 |
(1)時代背景や当時の劇場構造などにもとづいて、シェイクスピア劇をより深く理解すること。 (2)演じられるものとして、舞台上で生起する劇を想像する力をつけること。 (3)朗読テープやビデオで、演じられるものとしてシェイクスピア劇を味わう楽しみを知ること。 (4)代表的な批評上の争点について知り、この劇を評価する視点を得ること。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | Introduction: 宮内大臣一座、グローブ座 |
2 | 3.2.1 − 3.2.23 |
3 | 3.4.1 − 3.4.87 |
4 | 3.4.88 − 3.5.36 |
5 | 3.6.1 − 4.1.38 |
6 | 4.1.39 − 4.1.131 |
7 | 4.1.132 − 4.2.84 |
8 | 4.3.1 − 4.3.100 |
9 | 4.3.101 − 4.3.200 |
10 | 4.3.201 − 5.1.76 |
11 | 5.2.1 − 5.3.37 |
12 | 5.3.38 − 5.5.14 |
13 | 5.5.15 − 5.7.29 |
14 | 5.8.1 − 5.8.75 |
15 | Criticism |
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教科書:シェイクスピア (著), 今西雅章(編注)『マクベス』大修館シェイクスピア双書、ISBN−13: 978−4469142556 筑摩書房版全集や各種文庫、白水社Uブックスに収められている翻訳で最初に作品を通読して、授業に望んでください。 |
授業の形式 |
講義と演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末の定期試験(50%)とレポート(50%)[この作品について主題を決めて日本語で分析する]で評価します。専門科目なので欠席は論外。 ※レポートは比較的高度なものを求めるので、遅くとも年内に相談にきて参考文献などを読みこんで書き進めること。 |
本授業に関する情報 |
いきなりシェイクスピアの英語を読みこなすことは無理なので、英米文学講読VAを履修したうえで受講してください。 |
その他 |
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