科目名 |
地学基礎 |
クラス |
− |
授業の概要 |
地球の概観、地球を構成する物質、地球表層の変化と歴史、宇宙の構成等について、高校で使われる教科書の内容を基本にしつつさらに深めて概説する. |
授業の到達目標 |
地球は生命宿る水の惑星であり、46億年の歴史を持つ。白亜紀末における恐竜絶滅のが小惑星の衝突に原因すること確実視され、また地球外にも生命の存在する可能性が論じられるようになってきたことから、宇宙全体の中で、地球そのものをとらえることがますます重要になってきた。本講義では、高校で地学を履修しなかった学生に対して、地学に関する広い知識と最近の地球科学の到達点について正確な知識を得ることを目標とする。 |
授業計画 |
1:地学(地球・惑星科学)の性格 2:地球の層状構造と地球環境 3:地球の構成物質(1)鉱物、火成岩 4:地球の構成物質(2)堆積岩、変成岩 5:地球内部の構造とプレートテクトニクス 6:地殻変動と地震に伴う諸現象 7:地球の歴史(1)地球の歴史を読む 8:地球の歴史(2)地質時代区分と化石からたどる地球の歴史 9:大気圏の構造と天気・気象現象 10:大気の運動 11:太陽と太陽系 12:惑星と惑星の運動 13:恒星の世界(1)星の性質 14:恒星の世界(2)星の誕生と進化 15:期末考査 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
「地学I」新訂版 高等学校教科書 実教出版, 「新訂地学図解」 第一学習社
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授業の形式 |
教科書およびプリントに基づいて講義を行う |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末テストおよび出席状況により評価する |
本授業に関する情報 |
新聞記事等積極的に目を通して欲しい。 推薦図書:井上ひさし著「四千万歩の男」、バナール著「歴史における科学」(絶版であるが古本屋で入手できる) |
その他 |
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