科目情報
科目名 音楽学演習III 
クラス − 
授業の概要 受講者による発表と全員による討論を中心として進める。各自自由なテーマに基づき音楽学的な調査・研究を行い、レジュメを用意して研究成果を発表し、それに基づいて全員で討論する。最終的な成果は小論文にまとめて提出する。講師は必要に応じて助言を行う。
 
授業の到達目標 音楽を対象とする研究とはどのようなものか。自らさまざまな作業や討論に参加することによって基本的な知識と実践力を習得する。
1.自分が興味を持てる課題を設定し、その解決にふさわしい研究計画を立て実行し、しかるべき結論を導き出すことができる。
2.課題設定から結論に至るプロセスを要領よくまとめてレジュメと共に発表することができる。
3.他の受講生の研究発表を理解し、自分の意見を述べることができる。
4.上記のプロセスを踏まえた小論文を執筆することができる。 
授業計画 1.ガイダンス:本講義の目的確認、テーマ設定、調査・研究方法、文献の検索法、レジュメの作成法、発表方法などについての説明。発表テーマ、発表順序の決定など。
2〜3.講師が指定した課題について学内で時間内に各人が調べ、その成果を発表し合い、全員で討論する。
4〜14.発表担当者が、各自の自由なテーマについて調査してきた成果を発表し、全員で討論する。講師はレジュメの書き方、調査方法、発表方法、参考資料などについて助言する。
15.総括および小論文の書き方についての確認 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 特に指定しない。参考書は必要に応じ授業内に紹介する。 
授業の形式 演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1.出席状況(20%)、受講態度および討論における積極性(20%)、発表内容および発表態度(20%)、学期末小論文(40%)を総合して評価する。 
本授業に関する情報 音楽学演習IおよびIIの既修者に限る。プロセスはI・IIと同様だが、質的に高度なものが要求される。 
その他 受講希望者は第1回のガイダンスには必ず出席すること。