科目情報
科目名 生命科学概論I 
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授業の概要 生命科学のイントロダクションを行う。最初に、生命の特徴について説明し、それらの特徴をもつ生命が原始地球に化学進化を経て自然発生したと考えられること、現在の地球上では生命の自然発生は起こらないことを説明する。次に、生命の本質である自己増殖機能を支える遺伝子の自己複製と遺伝情報の発現の仕組みを概説し、生命の最も基本的な単位である細胞の機能について、特に生命活動を支えるエネルギーの起源とその流れを踏まえて説明する。そして、生殖細胞の減数分裂と有性生殖について概説して、生命の連続性と多様性を認識させ、我々自身がその多様な生命の一個体であるという自覚を促す。最後に、我々自身の体の恒常性維持機構について主なものを説明し、一つ一つの生命の尊厳について考える。 
授業の到達目標 現在の地球では生命は生命からのみ生まれること、生命現象の決定的な特徴は親から子へ基本的な形質を遺伝しつつ同時に大きな多様性を生み出すところにあること、そして、過去からのいのちを受け継いだ多様な生命のひとつとして個々人があり、一つひとつの生物があることを受講生が理解すること。また、生命の尊厳について受講生自身が考察できるようになること。 
授業計画 1. 生命の特徴(1回)
2. 生命の起源(1回)
3. 生命の自然発生の検討(1回)
4. 生命をになう物質(3回)
5. 遺伝情報を伝える分子(2回)
6. 細胞の構造と機能:細胞小器官(2回)
7. 細胞の構造と機能:エネルギー変換(2回)
8. 細胞の増殖(1回)
9. 減数分裂と有性生殖(1回)
10. 生命科学と生命倫理(1回) 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストは使用しない。参考書は最初の授業時に紹介する。
講義を聴いて抱いた興味や疑問について、図書館などを使い積極的に調べること。 
授業の形式 講義形式。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 評価は学期末の試験により行う。特に、生命科学の基礎的事項と各自の生命観に関した設問に対して、適切に、一貫した論旨で解答できるかどうかで判断する(60%)。また、不定期に2回程度レポートの提出を求め、その評価(40%)を全体の評価に加える。
 
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