科目情報
科目名 学校心理学・カウンセリング実習 
クラス − 
授業の概要 学校心理士として身に付けるべき学校カウンセリング・学校心理学の技法について、実習を通して学ぶことを目的とする。 
授業の到達目標 学校心理学の中核を占める心理教育的援助サービスとしての学校カウンセリングについて、実習を中心に様々な理論や技法を習得することを目指す。 
授業計画
内容
1学校とカウンセリング 
2マイクロカウンセリングの発展 
3基本的かかわり行動、かかわり作り(実習) 
4質問技法、かかわりや意味、実現に関するモニタリング実習 
5はげまし、言い換え、要約、傾聴実習 
6感情の反映 
7いくつかの積極技法 
8発達カウンセリング・療法の理論 
9プロセス実習 
10認知発達の査定と介入 
11子どもへの対応、困難な事例への対応 
12内省的発達カウンセリング 
13不登校の発達論的捉え方 
14多重文化カウンセリングの視点 
15総合演習とまとめ 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 玉瀬耕治『カウンセリングの技法を学ぶ』 有斐閣 2008年 玉瀬耕治『臨床心理学』 学文社 2009年
福沢周亮・石隈利紀・小野瀬雅人『学校心理学ハンドブック』 教育出版 2004年 
授業の形式 実習形式で行うので、原則として全日出席すること。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 毎回の授業への積極的参加(30%),各日に提出されたレポート(授業感想)(70%)により評価する。原則として前日出席して下さい。 
本授業に関する情報 面接実習を行うので、支障がある方はあらかじめ申し出て下さい。授業にきちんと出席できないことが分かっている場合は、受講登録を控えて下さい。受講の前に「学校心理学総論」の単位を修得しておくことが望ましい。
本授業科目は、学校心理士の資格取得及び専修免許状「学校心理学」付記のための必修科目です。隔年開講のため次年度(2010年)は不開講になります。 
その他 本科目は、学校心理士資格取得希望者のための科目です。資格取得希望者以外は、実習に支障をきたさない範囲での受講を認めることがあります(定員内で)。履修登録の前にガイダンスを行うので必ず受けること。
集中講義形式で行う(8月下旬〜9月上旬)。