科目名 |
教育臨床心理学特論 |
クラス |
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授業の概要 |
この講義は、臨床心理学の専門家に求められる、臨床心理面接技法の学習の一環として位置づけられる。そこでまず、臨床心理学における面接技法として、心理療法諸理論を概観する。それをふまえて、面接技法の中でも、特に「家族療法」について学ぶ。 |
授業の到達目標 |
この講義の目標は、面接技法の一例として「家族療法」を取り上げることにより、臨床心理学の専門家に求められる臨床心理的面接技法についての理論的及び実践的な理解の一ありかたを学習することである。「家族療法」が提出する、システミックなものの見方やコミュニケーションについての考え方、そこから導かれる様々な技法を学び、教育臨床への応用を目指す。 |
授業計画 |
I.オリエンテーション II.臨床心理学における面接技法について III.家族療法の歴史―心理療法における位置― IV.家族療法の理論―G.Batesonのコミュニケーション理論― V.家族療法の方法 VI.期末レポート |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト:『よくわかる!短期療法ガイドブック』(若島孔文・長谷川啓三著,金剛出版)参考書:『人間コミュニケーションの語用論』(P.Watzlawick,J.B.Bavelas&D.Jackson;山本和郎監訳,ニ瓶社)、『精神の生態学』(G.Bateson,佐藤良明訳,新思索社)、『臨床家のための家族療法リソースブック―総説と文献105―』(日本家族研究・家族療法学会編,金剛出版)、『家族療法入門』(遊佐安一郎,星和書店)、『家族内パラドックス』(長谷川啓三著,彩古書房)、『脱学習のブリーフセラピー』(若島孔文編,金子書房) |
授業の形式 |
講義とする。適宜、実習やビデオ視聴等の体験学習を取り入れる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席、発表、レポート、討論内容、その他参加態度等の毎授業への取り組み(50%)と試験(50%)による総合的評価とする。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
後期開講の「教育臨床心理学特別演習」と併せて受講することが望ましい。 |