科目情報
科目名 社会科教育教科内容論IV 
クラス − 
授業の概要 初等教育・中等教育の地理教育における地図(地形図)の活用について実践的に学ぶ。 
授業の到達目標 地図や地形図を用いて児童・生徒に地域理解を深めさせるために、教員がどのような点に着目し、いかなる技術でそれを教えれば良いのかについて知り、それを実践できる能力の養成を図る。 
授業計画 ◆10月7日(水)、11月11日(水)、12月9日(水)3限および4限(12:50〜16:05、中間に15分の休憩あり)、2010(平成22)年1月27日(水)の2限(10:30〜12:00)に、教員採用試験、中学校・高等学校・大学の入学試験(センター試験を含む)等で出題された地形図の読図問題を検討し、その優れている点や改善を要する点について討議する。また、必要に応じて特定地域の地形図を使った読図・作問演習と討議を行う。なお、1月27日の授業は、実施直後のセンター試験で地形図を使用した問題が出題された場合は当該問題を題材にした討議を行うが、出題されなかった場合は担当者が持参する地形図を活用した読図・作問演習と討議を行う。 ★上記の日程は、教授会等の会議を可能な限り外して設定したものであるが、止む無き理由で変更する場合は事前に受講生と相談のうえ変更日時を決定する。
◆受講生と相談のうえ、12月12日(土)&12月13日(日)または12月19日(土)&12月20日(日)に1泊2日のエクスカーションを行い、当該地域の地形図を活用した読図・作問演習を現地で行う。目的地の候補は、高山、伊賀、伊勢など、京都から近過ぎず遠過ぎない地域を考えている。 ★日程の選択、候補地の絞込みについては、受講生と相談して決定するので、どちらの日程、いれの場所でも良いように了承しておくこと。 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 ◆テキスト:『2010年版 センター試験過去問研究 地理B』(教学社)[2009年5〜6月発行予定]
◆参考書:国公私立中学校・高等学校、各大学の地形図を含む入学試験問題が掲載された過去問題集 
授業の形式 演習および現地実習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平常点(100%)で評価する。
 
本授業に関する情報 テキストの購入に約1,000円、旅費・宿泊費に1〜2.5万円を要する。 
その他 ◆授業の効率性を確保するため、受講人数を10名に制限する。予備登録(下記)の人数が10名を超過した場合は、社会科教育専修のM1、同M2、その他の順に優先し、超過人数分を抽選で決定することがある。
◆受講を希望する者は、香川研究室のドアに10月1日(木)から貼付する予備登録用紙に、10月6日(火)までに氏名・専修・学年を記入すること。受講の可否は10月7日(水)の午前11時〜正午の間に香川研究室のドアの予備登録用紙上で発表する。受講が許可された者は同日(10月7日)の3限および4限の授業に出席すること。