科目名 |
生物学特論III |
クラス |
− |
授業の概要 |
免疫等の生体防御機構、神経・内分泌系による組織・器官の制御、発生、細胞の増殖・分化、等の生命現象を扱う分子生物学の成果で、中学・高校の教科書で記述されている内容に直接関係するものをとりあげて解説する。 |
授業の到達目標 |
生命現象を分子レベルで解明する分子生物学における具体的な研究成果の例を学習し理解することにより、生物学の学問的理解を深めて生物分野の授業能力の背景を豊かにする。 |
授業計画 |
最初の部分で、特に高校生物1と2の教科書で分子生物学の成果に密接に関連する内容を列挙し、簡潔に説明する。中学から高校へ、そして高校生物1から2へと進む授業で教える内容を全体的に概観する。次に、個々の教科書内容に関連して以下に例示するように研究成果を説明する。 1. タンパク質と生体機能 2. 遺伝暗号とタンパク質 3. 形質発現の調節 4. 細胞の増殖・分化の仕組み 5. 筋収縮の仕組み 6. 免疫グロブリンの構造と機能 7. 免疫系による異物認識と排除 8. 神経・内分泌系と免疫系の相互調節 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
自分でも中学・高校の教科書と図説などの副読本を読むこと。 |
授業の形式 |
講義形式。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業中の質問、意見発表、担当教員から問われた質問に対する解答などの内容、および、出席状況、不定期に課すレポートの内容などを総合的に評価する。 |
本授業に関する情報 |
|
その他 |
|