科目情報
科目名 ヨーロッパ文学特論IIA 
クラス − 
授業の概要 ドッペルゲンガー(分身)や影をテーマとする文学作品は、ドイツ・ロマン派を起源とするものであるが、それ以降、現在に到るまで、国境を越えて多くの作家がこのテーマを扱っている。本授業では、このテーマを扱った、主として英語圏、ドイツ語圏の作品を読みながら、その現代的意義を探っていきたい。
 
授業の到達目標 文学作品を熟読しつつ、時代や作家によって、一つのテーマがどのように変化してきているのかを把握し、その理由を自分なりに考察する。 
授業計画 E.T.A.ホフマン、ハイネ、ポー、アンデルセン、ワイルドなどの作品を取り上げる。 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 授業時に文献を紹介し、プリントを配布する。参考までに、分身をテーマにした短編小説集として、下記の本がある。
 マイケル・リチャードソン編、柴田元幸他訳『ダブル/ダブル』(白水社)
 
授業の形式 演習形式 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) レポート50%、日常点50% 
本授業に関する情報  
その他