科目名 |
英語科教育教科内容論III |
クラス |
− |
授業の概要 |
劇における対話を題材にして、対話教材への談話分析理論の援用の仕方、語用論的な分析の方法を学ぶことで、コミュニケーション能力を高めるための対話教材の活用法、英語学習への演劇的手法の導入方法を考究する。 |
授業の到達目標 |
1.英文に含まれる感情や意味を音声で伝達するためのイントネーションの基本法則を知る。 2.対話教材および演劇教材の有効な利用方法を学ぶ。 3.談話文法を応用して対話教材を教えるための基本知識を得る。 |
授業計画 |
1.Ethnography (1) Scenes of speech 発話の場面 2.Ethnography (2) Deixis 発話行為と直示性 3.Ethnography (3) Participant framework 参与者と会話の枠組 4.Ethnography (4) Time in language 時の表現 5.Ethnography and Conversation Analysis (1) Turn−taking in general 発話者の交替 6.Ethnography and Conversation Analysis (2) Turn−taking in drama 劇における発話者の交替 7.Turn Sequences (1) Intimacy sequences and alternative sequences 親密さを築く会話 8.Turn Sequences (2) Repetition 反復の意味と効用 9.Turn Sequences (3) Openings and Closings 会話の始め方、終り方 10.Pragmatics (1) Politeness 丁寧表現 11.Pragmatics (2) Locutionary acts 発話行為 12.Pragmatics (2) Conventional acts 慣習的行為 13.Gender (1) Women’s talk 女性の会話 14.Gender (2) Gender and dramatic discourse ジェンダーと劇的談話 15.提出したレポートに基づくsession |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教科書 ・プリント
参考書 ・橋内武『ディスコース―談話の織りなす世界』くろしお出版、978−487424172 ・Vimala Herman, Dramatic Discourse: Dialogue as Interaction in Plays, New York: Routledge. 978−0415184519 |
授業の形式 |
講義と演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
課題提出30% 授業時評価70% |
本授業に関する情報 |
談話文法の基本的な知識、演劇テクストの読解、さらに教育への応用という三点を学ぶ欲張りな授業です。とくに教育への応用について、明確な意識をもって受講してください。 |
その他 |
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