科目名 |
社会哲学特講 |
クラス |
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授業の概要 |
社会からの干渉を排して、個人の自由を最大限に尊重しようとするJ.S.ミルの『自由論』における議論を検討することを通じて、自由の尊重の意義と限界について検討します。また合わせて、現代社会における自己決定論、自己責任論の問題点についても考察したいと思います。 |
授業の到達目標 |
「個人の自由」はどのように語りうるのか。その根拠、その限界はどこにあるのか。現代社会においても重要な、この問題について考える上でもっとも基本となるJ.S.ミルの思想について理解することを目標にします。 |
授業計画 |
第1週 1 授業のガイダンス 第2−3週 1.他者危害原則 第4−5週 2.思想・言論の自由 第6−7週 3.生き方の自由 第8章 中間試験 第9−11週 4.社会はどこまで干渉できるか 第12−13週 5.自由はどこまで尊重できるか 第14週 6.自己決定と自己責任論 期末試験 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト:J.S.ミル『自由論』岩波文庫 |
授業の形式 |
テキストをもとにしながら、講義形式でおこないます。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席などの平常点30点+中間試験30点+期末試験40点の合計で評価します。なお、試験はいずれもノート・資料等参照不可です。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
6月の小主免実習期間中の授業については、該当する学生数に応じて対応します。なおその関係で、授業予定が変更する可能性があります。 |