科目情報
科目名 地域計画論 
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授業の概要 テキストに従って、講義1回ごとに京都についてのトピックを4点前後ずつ紹介する。テキストは地図やグラフ類が多用されたビジュアル度の高いもので、視覚的に地域を理解する能力が習得できる。このような身近な地域の理解は、地理学や歴史学の基礎である。また、テキストには参考文献リストも豊富なので、本授業の受講は地理学や歴史学について一層深い学習をする良い契機となる。 
授業の到達目標 日本有数の歴史と文化を誇る京都は、また日本有数の計画都市であり、観光都市でもある。そして観光は、京都の経済活動を支える重要な要素である。京都に憧れる人々は多く、多くの観光情報が京都を訪れる人々に提供される。その一方で、京都は人口100万人を遥かに超える政令指定都市であり、そこで暮らす人々にとっては日常生活の舞台である。本学で学び、日常生活に京都を取り込んでいる諸君に対して、本授業では観光情報からは得られない京都の素顔を地理学的な視点に立脚して紹介したい。京都の素顔を知った諸君は、京都で学び、また京都で暮らす喜びを熱く語れるようになるだろう。 
授業計画 以下のテーマ(テキストの見出し)をほぼ順序通りに数回ずつ紹介する。
1)新しい京都の創造
2)グローバルな京都像
3)経済と人の新動向
4)20世紀の街づくり
5)古都の伝統と生活文化
6)厳しくも恵まれた自然環境
7)郊外の個性と変貌 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 植村善博・香川貴志編(2007)『京都地図絵巻』古今書院.(本体2,600円) 
授業の形式 基本的に講義形式で行う。ほぼ毎回、簡単な宿題を出す。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 期末試験(50%)、宿題(30%)、出席(20%)
なお、期末テストは客観式(記号選択式)、1問あたり1点で、その数値に「50÷問題数(進んだ項目の数)」を乗じたものを期末テストの得点とする。
 
本授業に関する情報 本授業科目は、大学コンソーシアム京都への提供科目である「京都地域論」と共通開講である。したがって「京都地域論」を履修済みの者は受講登録することが出来ない。 
その他 特殊事情が生じない限り、本年度が最終開講年度である。