科目情報
科目名 地質学II 
クラス − 
授業の概要 主に岩石・鉱物の基礎的内容,偏光顕微鏡の基本的な使用方法,さらに社会や生活の中での岩石の応用的な使われ方を考える. 
授業の到達目標 偏光顕微鏡の基本的な使用ができることで,岩石・鉱物を通じて自然の持つ理論や規則性を理解する.また身近な資源・資材と密接に関連している分野である意識を持てることを目指す.出来る限りわかりやすく行うことを心掛ける. 
授業計画 (1) 岩石の簡単な分類と成因.
(2) 火成岩
(3) 堆積岩
(4) 変成岩
(5) 鉱物の基本概念.
(6) 偏光顕微鏡と結晶光学
(7) 偏光顕微鏡,主成分鉱物:石英・長石・雲母
(8) 偏光顕微鏡,主成分鉱物:角閃石類,輝石,カンラン石
(9) 偏光顕微鏡,副成分鉱物:副成分鉱物1
(10)偏光顕微鏡,副成分鉱物:副成分鉱物2
(11)偏光顕微鏡,副成分鉱物:副成分鉱物3
(12)岩石薄片:火成岩の組織
(13)岩石薄片:堆積岩の組織
(14)岩石薄片:変成岩の組織
(15)構造岩石学的な石の見方と防災などへの活用
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報  プリントを配布する.  
<参考資料>
記載岩石学 周藤賢治・小山内康人 著(共立出版)
岩石学I 都城秋穂・久城育夫 共著(共立全書),
偏光顕微鏡と岩石鉱物第2版 黒田吉益・諏訪兼位 共著(共立出版)
はじめて出会う岩石学 山崎貞治著(共立出版)
その他授業で紹介いたします.
 
授業の形式 講義,プリント・板書・液晶プロジェクターによる説明,また偏光顕微鏡を用いて実際に見る練習を行う.時間内に野外に出る可能性あり. 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席及びレポートにより評価 
本授業に関する情報 自然科学の中で地学分野がさまざまな分野で関連があることを認識してほしい. 
その他 偏光顕微鏡・照明等の台数に限りがあるため,多数受講の場合は演示的な観察になる可能性あり.