科目名 |
Cプログラミング基礎 |
クラス |
− |
授業の概要 |
C言語は、既に古典的な言語になりつつあるが、より高度なプログラミング言語を学習するためには、習熟しておくことが必須の言語となっている。本授業では、C言語のプログラムのコンパイルの仕方と実行方法、そして、C言語の文法の基礎の講義と、その講義した文法で記述できる範囲でのプログラミングの演習を行う。 |
授業の到達目標 |
C言語の文法の基礎を学習し、その学習した範囲で、他人の書いたプログラムを理解できるようにし、さらに、プログラムを自分の力で書くことができるようにする。そして、『Cプログラミング応用』と『アルゴリズムとデータ構造I』を理解するための基盤となるような知識を身に付けることを目標とする。 |
授業計画 |
この世に無数にあるプログラミング言語の中でのC言語の位置付けと、C言語のプログラムのコンパイルの仕方と実行方法を解説した後、以下の内容の講義と演習を行う。 1. Cプログラムの書き方 2. 基本データ型 3. 記憶クラス 4. 演算子 5. 制御構造 6. 関数 7. 配列 8. ポインタの初歩 9. 構造体 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト: 新版 明解C言語 入門編,柴田望洋著,ソフトバンクパブリッシング このテキストは、本授業の履修希望者にとって必須である。 参考書及び自学学習についての情報: C言語に関する本は無数にあり、その対象範囲も様々である。ここでは、自学学習用の参考書として、次の1冊を挙げておく。 C言語入門(改訂第3版),Les Hancock, Morris Krieger, Saba Zamir共著,倉骨彰・三浦明美共訳,アスキー出版局 |
授業の形式 |
授業はすべて情報処理センターで行い、ある程度講義が進むたびに、演習を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
(1) 出席点 (30%) (2) 授業態度 (20%) (3) プログラミングのレポート (50%) 1. (2) 授業態度とは、授業への取り組みの真剣さを評価するものである。 2. (3) プログラミングのレポートとは、3 コマに 1 回のペースでの小レポートと最終レポートである。人のプログラムをコピーして提出したことが明らかになった場合は、レポート点は 0 点とする。 |
本授業に関する情報 |
本授業を履修する前に、2年前に終了した科目であるが、1回生向けの授業『プログラミング言語I及びII』と『プログラミング演習I及びII』を履修しておいた方が、より理解が深まるであろう。また、『Cプログラミング応用』と『アルゴリズムとデータ構造I』を履修する前に、本授業を履修することが望ましい。C言語の理解なしに、C++ や JAVA を理解するのは難しいため、情報関連の職に付く予定の学生にとっては、この科目の知識は不可欠である。 |
その他 |
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