科目名 |
ドイツ語IIB |
クラス |
− |
授業の概要 |
『モモ』や『はてしない物語』でわが国でもたいへん人気のある童話作家ミヒァエル・エンデが、「大人の同時代人に真っ正面から向けた問いかけ」として書かれたテキストを味読します。「内容に深い含蓄がありながら文章的にはむしろ平易で、ドイツ語文法の骨子と基本語彙を押さえていれば読むのに苦労はしません」と出版社の紹介文にはありますが、実際にはあちこちでつまずくこともあろうかと思います。しかし、丁寧に文法的な解説をおこないますので、心配はご無用に願います。また、ドイツ語からしばらく離れていたという人も歓迎します。 |
授業の到達目標 |
辞書を大いに活用して語彙を増やしつつ、また、初級者向けの文法書には出てこないような文法事項も学び、生のドイツ語文献に独力でチャレンジできるまでの力をつけてもらいたいと思っています。卒業研究のときに参考文献の欄にドイツ語の本を挙げることができたらスゴイと思いませんか? |
授業計画 |
このテキストには、短いものは4行程度、長くても50行程度の掌編が19編、最後に100行前後の小論が2編おさめられています。最初は順番に読んでいきますが、ぜんぶ読むのは少し無理がありそうなので、履修者の関心にあわせて途中から選択します。 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト:『エンデのメモ箱』(Michael Ende著・子安美知子編注、朝日出版社) 参考書:独和辞典、文法書 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
まず、2/3の出席は必須条件(欠席は2回で1回分の欠席と見なします)。それをクリアしたら、授業態度・課題への取り組みなどで評価する平常点8割と学期末テスト2割で採点します(履修者が少数の場合は平常点のみとなります)。 |
本授業に関する情報 |
無し |
その他 |
無し |