科目情報
科目名 人権と法 
クラス − 
授業の概要 現代社会に潜む多様な人権問題と法律がどのように関わっているのか、憲法をはじめとする国内法や国際人権法等の基本的な内容を押さえながら学ぶ。また人権侵害にかかわる判例を読むことにより、法律による権利保障の可能性、限界等を知る機会とする。授業では、身近な問題から国内外の人権救済機関等で議論されている問題等を適宜とりあげ、解説する。 
授業の到達目標 1.人権侵害に関する問題について、法律の知識をもち、多角的に分析できる力をつける。
2.国内外の問題や、その問題の解決に向けて行われている多様な取り組みを知ることにより、人権感覚を養う。 
授業計画
内容
1オリエンテーション:現代社会における人権問題、法律の役割  
2基本的人権と法の支配  
3人権に関する基本法(国内法、国際法) 
4子どもと人権(1):子どもの権利とは(主な法律、問題等) 
5子どもと人権(2):教育現場、家庭における子どもに対する暴力等  
6女性と人権(1): 女性の権利とは(主な法律、問題等) 
7女性と人権(2):女性に対する暴力(DV、デートDV、性暴力等) 
8家族に関する問題:婚姻・離婚・事実婚、生殖補助医療等  
9外国人と人権:外国人の人権とは(主な法律、問題等) 
10労働者と人権:雇用・昇進/解雇、セクシュアル・ハラスメント等に関する問題  
11消費者と人権:消費者の権利とは(主な法律、問題等)  
12多様な性と人権:性同一性障害に関する人権問題等 
13HIV&AIDSと人権:HIV感染者の人権問題等 
14裁判員制度:刑事事件における人権保障  
15まとめ 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキスト:指定なし。授業中に資料を配布。参考文献:江頭憲次郎他編「ポケット六法」平成22年度版,有斐閣,2009年、鎌田薫他編「デイリー六法」平成22年度版,三省堂,2009、松井芳郎他編「国際人権条約・宣言集(第3版)」,東信堂,2005年 
授業の形式 講義形式 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平常点(20%)、小レポート(40%)、期末テスト(40%) 
本授業に関する情報 特記事項なし。 
その他