科目情報
科目名 生徒指導・教育相談II 
クラス c 
授業の概要 今日の生徒指導・教育相談をめぐる諸問題は、その多彩さと深刻さを増してきている。この講義では、特に児童・生徒についての典型的な問題にまつわる具体的な事例を取り上げ、彼らが学校・家庭・社会の中でどのような困難に遭遇しやすいのかを知り、その把握・理解と解決について修得する。 
授業の到達目標 まず、生徒指導・教育相談の意義や課題、原理について前期の学習を振り返る。次に、生徒指導・教育相談で扱われることの多い児童・生徒にかかわる典型的な諸問題について、その把握・理解と解決のアプローチを、カウンセリング理論を軸としながら学ぶ。 
授業計画 I.オリエンテーション
II.生徒指導・教育相談総論―生徒指導の理論及び方法,進路指導の理論及び方法―
III.児童・生徒にまつわる典型的な諸問題と、その把握・理解と解決について―教育相談の理論及び方法―
IV.期末試験 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキスト:『指導援助に役立つスクールカウンセリング・ワークブック』(黒沢幸子著,金剛出版) 参考書:『生徒指導の手引き(改訂版)』(文部省)、『学習指導要領解説 総則編』、『学校臨床ヒント集―スクール・プロブレム・バスター―』(若島孔文編,金剛出版)、『実践!スクールカウンセリング』(村山正治・鵜飼美昭編,金剛出版)等。その他適宜紹介する。 
授業の形式 講義および演習形式とする。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 毎授業への取り組み(出席、小レポート、参加態度等、50点)と期末試験(50点)。 
本授業に関する情報 生徒指導・教育相談Icと連続した内容となるので、前期同授業を受講していることが望ましい。 
その他