科目名 |
総合演習 |
クラス |
A5 |
授業の概要 |
地球環境の問題など、科学的な諸問題を解決する上で情報収集は欠かせない。しかし、身の回りで得られる情報は難しい専門用語が含まれていたり、複雑な数式やグラフが列挙されていたりするものが多い。さらにそれら情報のなかには数値の定義が曖昧であったり、データ収集者の意図がはいっていたりなど、客観性に欠けるものもある。本講義では、「中・高学生にも分かる環境問題」をキーワードに、様々なデータの収集とその客観性について受講者が主体的に活動し検証してゆく。特に、数値化に注目し、曖昧でない科学的な根拠のあるデータの取り扱いを目指す。 |
授業の到達目標 |
・数値化について簡単な例を挙げて説明できる。 ・情報を科学的な根拠をもとにして処理できる。 ・環境問題について、曖昧でない各々の判断基準を立て結論づけられる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 問題提起(環境問題) |
3 | 問題提起(リサイクル問題) |
4 | 問題提起(地球温暖化) |
5 | 数値化とは |
6 | グラフの取り扱い |
7 | プレゼンテーションの手法(1) |
8 | データ収集と処理 |
9 | 中間発表会 |
10 | 数値の定義 |
11 | 情報の曖昧さ |
12 | 科学的な根拠に基づく結論 |
13 | プレゼンテーションの手法(2) |
14 | 発表会準備 |
15 | 発表会 |
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
必要に応じてプリントを配布する |
授業の形式 |
ゼミ形式による受講者主体の調査探求型 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
発表会、受講態度 |
本授業に関する情報 |
受講者各自が設定した問題の理解と解決に向けて、受講者が主体的に調査し、それをまとめて発表を行う授業形式を取るため、受講者の積極的な姿勢を要する。「中・高学生にも分かる環境問題」を目指す。 |
その他 |
活動場所が変更される場合があるので、掲示に注意すること。 |