科目名 |
総合演習 |
クラス |
B6 |
授業の概要 |
人間行動のひとつである住まいづくりに関する3つのテーマから演習を行い、エコロジカルな視点から生き方、暮らし方を見つめ直す。 1.高所から落下させても、中のタマゴが割れないように着陸できる装置を製作し、「生命の容器」としての住まいに求められる機能を考える。 2.自然環境に適応した生活装置である「生きもののすみか」について調べ、模型製作を行う。 3.生きもののすみかから連想される「人間の住居」について調査研究を行う。 |
授業の到達目標 |
1.試行錯誤することや失敗から学ぶ姿勢の重要性に気づく 2.企画力、発想力、問題解決力を鍛えるためのクリエイティブ・シンキングの手法を知る 3.エコロジカル・デザインについて理解を深め、ものづくりの面白さを発見する |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション(総合演習の理念、授業の進め方など) |
2 | 課題「生命の器」の説明、器(装置)のコンセプトづくり |
3 | 器(装置)の製作 |
4 | 作品とコンセプトの発表 |
5 | 作品を用いて、生命の器としての機能を確認する着陸実験 |
6 | 実験結果の分析と考察 |
7 | 課題「生きもののすみか」と「人間の住居」の説明 |
8 | 資料収集、課題の絞り込みとテーマの設定 |
9 | コンセプトづくり、研究構想 |
10 | すみか・住居の調査研究 |
11 | 模型製作のためのアイデア発想 |
12 | 模型製作 |
13 | ディスカッション、研究のまとめ |
14 | プレゼンテーションの準備とワークシートの作成 |
15 | 研究成果の発表 |
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
[テキスト] 指定しない。 [参考書] 長谷川堯『生きものの建築学』講談社学術文庫(1992) しくみ発見博物館『動物のすみか−動物のたくみな家づくりを模型断面でみる』丸善(1997) ベルナルド・ルドフスキー『建築家なしの建築(SD選書)』鹿島出版会(1984) マイク・ハンセル『建築する動物たち ビーバーの水上邸宅からシロアリの超高層ビルまで』青土社(2009) 小松義夫『地球生活記』福音館書店(1999) 小松義夫『世界あちこちゆかいな家めぐり(たくさんの不思議傑作集)』福音館書店(2004) 小松義夫『世界の不思議な家を訪ねて−土の家、石の家、草木の家、水の家(角川oneテーマ21』角川書店(2006) |
授業の形式 |
演習を中心とし、一部実験実習を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業への参加態度(30%)、課題レポートおよび作品(30%)、研究発表(30%)、実験結果(10%) |
本授業に関する情報 |
グループ単位での学習活動を基本とする。また、授業外での作業時間を要することになる。製作にかかる費用は自己負担である。 |
その他 |
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