科目名 |
教育社会学特講 |
クラス |
− |
授業の概要 |
ICT(情報通信技術)に取り込まれた私たちが、本授業のテーマである。情報機器やネットワークの発展の影響で急速に進む情報化社会に子どもや大人も翻弄されている。現代日本の子どもを取り巻く情報化社会の実態、情報機器に適応する子ども、情報機器の、生活や仕事での実利的利用などについて考察し体感する。私たち自身が過去10年間の間に、情報機器によりどれだけ変化したかを検証する。あわせて、情報社会生きる子どもを育てる意味と方法について検討する |
授業の到達目標 |
受講生はデジタル情報化社会におけるICTの有効な利用方法について文献や資料を用いて報告する。また、情報化社会と子どもに関するテーマの中から関心があるものを選び、それについてネットをフルに活用して資料を収集し、報告する。報告の方法として、できるだけ視聴覚機器や、パワーポイントを利用したプレゼンテーションを行う |
授業計画 |
2回までを教員が講義し、3回目以降は学生がテーマを選択して報告する。 急速に変化するデジタルな生活を体感・考察できるような授業内容を組み立てる。
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション:教育社会学と情報社会 |
2 | 情報化と子どもの変化 |
3 | 画面操作の遊び |
4 | 疑似体験(バーチャルリアリティ)と本体験(リアル感) |
5 | ケータイ文化と人間関係(その1) |
6 | ipod、ipad、電子ブック、ナビの利用 |
7 | コンピュータがつくる電子空間 |
8 | インターネットで変わる消費生活 |
9 | 情報産業と消費者 |
10 | チャットとブログ(最先端の遊び) |
11 | メールと教育環境 |
12 | ケータイ文化と人間関係(その2) |
13 | ニュース配信による社会認識 |
14 | 職員室のコンピュータ |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
授業時に随時参考文献を指示する。 |
授業の形式 |
前2回は講義形式で行い、その後は学生の報告を交えながら授業を組み立て、討議(ディベート)も利用して考察を深める。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
受講態度(30%)、文献報告と討議への参加(30%)、レポート(40%)により評価する。 |
本授業に関する情報 |
本授業は教育学専攻学生の専門科目ですが、他専攻でもデジタルな子どもの生活に関心がある学生は受講を歓迎します。 |
その他 |
なし |