科目情報
科目名 近現代史研究 
クラス − 
授業の概要 禁門の変から鳥羽伏見の戦いに至る幕末の政治過程を講義し、それらの舞台を訪問し実地に触れる。見学は、志願者がセッティングし、当日のガイドも行う。ガイドしてくれた者はレポートを免除する。 
授業の到達目標 幕府が倒れた政治過程を知ると共に、関連する歴史遺産に実際に触れ、それらについて自ら調べガイドする力を養う。 
授業計画 1回の見学を、通常の講義の3回分(4時間半)としてスケジュールを組む。
内容
1(4月8日・木)オリエンテーション 
2(4月15日・木)講義:禁門の変と長州藩の屈服 
3(4月22日・木)講義:長州再征の失敗 
4(5月15日・土)見学1:教員がセッティングする/京都御所、蛤御門、京都所司代跡、二条城など。 
5(5月15日・土)見学1 
6(5月15日・土)見学1 
7(5月27日・木)講義:徳川慶喜の将軍就任と政治対立の激化 
8(6月3日・木)講義:大政奉還の謎 
9(6月19日・土)見学2:第1班がセッティングする/壬生、西本願寺、油小路、木戸孝允邸、近江屋など。 
10(6月19日・土)見学2 
11(6月19日・土)見学2 
12(6月24日・木)講義:薩長過激派の焦燥と鳥羽伏見の戦い 
13(7月3日・土)見学3:第2班がセッティングする/東福寺、鳥羽、伏見、寺田屋、淀城など。 
14(7月3日・土)見学3 
15(7月3日・土)見学3 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 参考となる本を近現代史演習室に置いておくので、適宜参照してほしい(井上勝生『幕末・維新』(岩波新書)、同『開国と幕末変革』(講談社日本の歴史18)、佐々木克『大久保利通』(日本史リブレット)、井上勲『坂本龍馬』(日本史リブレット)、高橋秀直『幕末維新の政治と天皇』(吉川弘文館)など)。 
授業の形式 講義と実地演習。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ガイド実施者については、授業への参加状況とガイドの内容。その他の者については、授業への参加状況とレポートの内容。 
本授業に関する情報 受講者数や土日の行事の状況を見て、適宜スケジュールや扱う範囲を調整する。1回の見学を、講義3回分(4時間半)に換算する。 
その他 平成18年度以降入学生用。講義は、受講者が幕末の基礎知識を持っていることを前提として行う。