科目名 |
英米文学演習IB |
クラス |
− |
授業の概要 |
1. シェイクスピアの最後の悲劇であり鮮やかな政治劇であるCoriolanusを輪読し、上演的な観点を豊富に導入して論じていきます。他の学生の発表について積極的な発言を求めます。 2. 英国の研究者による注釈を読んで、今までの批評及びシェイクスピア研究の精髄にふれます。 3. 作品について英文レポートを課し、英語による論理の展開を学びます。 |
授業の到達目標 |
(1)注釈を助けにして、作品の文学的・演劇的要素を自分で分析できるようになる。 (2)他の喜劇や批評を視野に入れて、この作品の特徴や価値を論じられるようになる。 (3)朗読テープやビデオ材料を用い、演じられるものとしてシェイクスピア劇を分析できるようになる。 |
授業計画 |
およそ200行ずつについて、毎回議論をします。授業を受ける前に、小田島雄志(訳)『コリオレーナス』(白水社Uブックス)などの翻訳で全篇を読んでおいてください。 1. 1.1−226 2. 1.1.227−1.3.113 3. 1.4.1 − 1.7.87 4. 1.8.1 − 1.11.34 5. 2.1.1 − 265 6. 2.2.1−2.3.48 7. 2.3.49 − 2.3.263 8. 3.1.1 − 3.1.182 9. 3.1.183 − 338 10. 3.2.1−3.3.30 11. 3.3.31−4.2.56 12. 4.3.1 − 4.5.174 13. 4.5.175 − 4.7.57 14. 5.1.1 − 5.3.210 15. 5.4.1 − ending |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
Lee Bliss (ed.) Coriolanus (The New Cambridge Shakespeare) 978-0521728744 ■各自、インターネット書店などで注文すること。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業時の当番のときの発表および普段の発言(50%)と英文レポート(50%)[この作品についてテーマを決めて英語で論じる]で評価します。専門科目なので欠席は論外。 |
本授業に関する情報 |
水曜日におこなうため、公立学校参観を太田が担当する週は休講が予定される。その分を時間外に補講することを前もって了解しておいて下さい。 |
その他 |
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