科目情報
科目名 ヨーロッパ文化I 
クラス − 
授業の概要 現代のドイツ映画は、日本ではあまり知られていないが、1960年代〜70年代にかけては、ニュージャーマンシネマとして知られる注目すべき作品群があり、その後も、80年代以降、現在に至るまで多様なテーマの充実した作品を生み出してきている。
この授業では、1980年代以降のドイツ映画を見ながら、それを通して、ドイツという国、およびそこに暮す人々の状況、その文化状況などを把握し、理解する機会を提供したい。 
授業の到達目標 (1)最近の代表的なドイツ映画を実際に見て、それを通してドイツという国、およびそこに暮す人々、その文化を理解する。
(2)映画を見て、そのテーマ、映像の特徴などについて討論し、日本やアメリカの映画などと比較検討する。
(3)各映画についての論評をレポートで提出してもらう。それについて講評しながら、受講生がレポートのまとめ方について習熟することを目指す。 
授業計画
内容
1映画の誕生、およびその歴史、映画というメディアの特徴について
ドイツ映画の歩みについて 
2「リリーマルレーン」を見る。 
3「リリーマルレーン」の続きを見る。
作品のテーマ、表現などについて討論する。 
4「ベルリン 天使の詩」を見る。 
5「ベルリン 天使の詩」の続きを見る。
作品のテーマ、表現などについて討論する。 
6「ビヨンド・サイレンス」を見る。 
7「ビヨンド・サイレンス」の続きを見る。
作品のテーマ、表現などについて討論する。 
8「ラン・ローラ・ラン」を見る。 
9「ラン・ローラ・ラン」のテーマ、表現などについて討論する。 
10「ふたりのロッテ」を見る。
作品のテーマ、表現などについて討論する。 
11「魔王」を見る。 
12「魔王」の続きを見る。
作品のテーマ、表現などについて討論する。 
13「名もなきアフリカの地で」を見る。 
14「名もなきアフリカの地で」の続きを見る。
作品のテーマ、表現などについて討論する。 
15授業のまとめ 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 授業開始時に指示する。 
授業の形式 講義+課題についての受講生の研究発表および討論。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加度20%、レポート50%、発表30%による総合評価 
本授業に関する情報 受講生には、意見を積極的に述べてもらう。 
その他 平成18年度以降に入学した学生を対象とする。