| 科目名 |
昆虫学 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
昆虫は地球上において最も多様性に富んだ動物であり、その種数は全動物の70%以上を占めるといわれている。生息場所も、海中を除いて、あらゆる環境下に住んでいる。彼らは興味深い生態や行動あるいは生理をわれわれに見せてくれる反面、農林業の害虫として、また衛生害虫として、人間との関わりが深い生物である。昆虫はまた、取り扱いの容易さから、生物学の様々な専門分野のみならず、学校現場においても利用されてきた。このような昆虫についての概説を具体例をあげながら平易に講義したい。 |
| 授業の到達目標 |
昆虫が示す多様性と、その背後に存在する共通性を把握し、さらに昆虫が持つ環境に対する適応力に目を向けることで、生物の生き様を理解する。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | イントロダクション 昆虫とは何か その1 |
| 2 | イントロダクション 昆虫とは何か その2 |
| 3 | 外部形態 1 |
| 4 | 外部形態 2 |
| 5 | 外部形態 3 |
| 6 | 内部形態 1 |
| 7 | 内部形態 2 |
| 8 | 昆虫の分類(総論) |
| 9 | 昆虫の分類(各論1) |
| 10 | 昆虫の分類(各論2) |
| 11 | 昆虫の生態(成長1) |
| 12 | 昆虫の生態(成長2) |
| 13 | 昆虫の生態(食性1) |
| 14 | 昆虫の生態(食性2) |
| 15 | 生活環と気候 |
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| テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
参考書 松香光夫ほか『昆虫の生物学』(玉川大学出版部) 松良俊明『砂の魔術師アリジゴク』(中公新書) |
| 授業の形式 |
板書と配布したプリントでおこなう。さまざまな昆虫名が出てくるが、できるだけその昆虫の標本を身近に見てもらうようにしたい。また、パソコンを使っていろいろな昆虫のカラー写真なども提示する。 |
| 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末試験(60%)および複数回課す小レポート(40%)を合計して判定する。 |
| 本授業に関する情報 |
特記事項なし |
| その他 |
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