科目名 |
小学校理科教材論A |
クラス |
− |
授業の概要 |
本授業は,大きく3つの部分に分かれる。第1部は小学校における理科教材のあり方を具体的な演示実験を行いながら解説する。第2部は各自(各班)で小学校理科の内容から1つを選び,実際に小学校で実験を準備する場面を想定して教材開発を行う。教材の目的を議論しながら班ごとに教材開発を行う。第3部では,開発した教材を発表する。特に,お互いに議論しながら,良い教材とは何かを探し求める。最終週では,本授業のまとめを行う。 |
授業の到達目標 |
小学校の理科で扱う化学に関係する内容について,実験を踏まえて理解する。教師になった場合を想定して,演示実験や実験の指導,あるいは授業や理科クラブ等における教材開発を実践できる力を養成する。特に「身近な現象」を題材にして,科学の本質を見失うことなく,実験・観察の大切さを認識することを目標とする。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス 小学校理科における理科教材の在り方について |
2 | 以下、演示実験を行いながら具体例を紹介
大気圧の実験 |
3 | 大気圧の実験 |
4 | 大気圧の実験 |
5 | 水圧、浮力の実験 |
6 | 水圧、浮力の実験 |
7 | 表面張力の実験 |
8 | 表面張力の実験 |
9 | 小学校理科教材の開発 |
10 | 小学校理科教材の開発 中間報告を行い,問題点をさぐる |
11 | 開発した教材を発表する |
12 | 開発した教材を発表する |
13 | 開発した教材を発表する |
14 | 発表会のまとめと討論 |
15 | 開発教材のまとめ |
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
参考書:「これからの理科学習を支える教材」日本理科教育学会編 (東洋館出版社),「もっと化学を楽しくする5分間」 (化学同人)、「身の回りからの 化学の基礎」(化学同人)、「大学への橋渡し 一般化学」(化学同人) |
授業の形式 |
演示実験および討論 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席状況(80%)を重視する。発表会の取組(20%)も評価する。 |
本授業に関する情報 |
内容として,中学理科,高校化学・物理も含む.中高校の理科教員を志望する者も,小中高校で扱われる基礎的な科学概念を知ることは重要であり,積極的な受講を望む。 |
その他 |
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