| 科目名 |
農業実習II |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
本学の附属環境教育実践センター内の圃場、温室において、作物、野菜、花卉を、実際に１０月から１月までの後期の期間に栽培することにより、栽培する楽しみや農業の意義、その大切さ、生命の不思議さ、育てることの困難さを体験し、植物の生長に及ぼす環境要因の影響や植物栽培の知識・技能の基礎を学ぶとともに、生命の躍動や大切さ、農業の教育力に触れ、汗を流して勤労する喜びを理解する。有機物リサイクルについても、有機物リサイクルシステムによる処理やその意義を理解する。そして、農業体験の重要性が再認識されている昨今、この実習を通して、農業体験についての本物の力をつけてほしい。 |
| 授業の到達目標 |
1.植物を栽培する活動を通して、農業の意義やその教育カを理解する。
2.植物を栽培するための知識・技能の基礎を習得する。 |
| 授業計画 |
1.イネの収穫、調整、加工
2.サツマイモ、ピーナッツの収穫
3.ネギの播種、タマネギ植えつけ
4.キクの管理、日長処理、開花の観察
5.プリムラ・マラコイデスなどの鉢上げ、鉢替え
6.ハボタンの植えつけ、管理
7.春植え球根の掘り上げ、貯蔵
8.秋植え球根の植えつけ、管理、水栽培
9.球根他の繁殖実験、草花の寄せ植え、管理
10.パンジーなど秋まき草花の播種、育苗、鉢上げ、管理
11.カキの収穫、脱渋、キーウイの収穫
12.果樹、樹木の剪定、整枝、寒肥
13.温室、ビニールハウスの管理
14.培養土の消毒、乾燥肥料の作成、トラクターによる耕うん
15.有機物のリサイクル処理、リサイクル堆肥の処理 |
| テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
必要に応じて資料プリントを配布する。
参考書毛利他著「学校園の栽培便利帳」農山漁村文化協会、向山他者「学校園の観察実験便利帳」農山漁村文化協会、森他監修「応用植物科学栽培実習マニュアル」養賢堂 |
| 授業の形式 |
実習 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
出席回数、授業時の取り組み、活動状況、授業レポートを総合的に評価する。 |
| 本授業に関する情報 |
本授業の副題、「学校園で役立つ農園芸実習II」 |
| その他 |
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