科目名 |
国語科教育教科内容論I |
クラス |
− |
授業の概要 |
国語科の基礎である「言葉」という観点から、国語科の学習指導を検討します。まず、文字・表記、語彙、文法、音声言語といった各内容について指導者が理解しておくべき理論的基礎を考え、それぞれについて受講者が実践研究という観点から発表・検討します。つぎに、読む、書く、話す・聞く、といった活動と関連させた応用について検討します。最後に幅広い視野から総括をします。 |
授業の到達目標 |
1)言葉の学習という観点からの基礎的な事項の知識と活用力を獲得する。 2)言葉に着目した観点からの国語科の指導力を獲得する。 3)国語教育に関する幅広い観点にふれる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス:学力観・指導観の転換と今後の国語教育のすすむべき方向について(指導要領の検討なども含む) |
2 | 文字・表記指導の理論的基礎 |
3 | 文字・表記の学習指導の実践研究 |
4 | 語彙指導の理論的基礎 |
5 | 語彙指導の実践研究 |
6 | 文法指導の理論的基礎 |
7 | 文法指導の実践研究 |
8 | 音声言語指導の理論的基礎 |
9 | 音声言語指導の実践研究 |
10 | 「読む」活動の理論的基礎と実践研究 |
11 | 「話す・聞く」活動の実践研究と実践研究 |
12 | 「書く」活動の理論的基礎と実践研究 |
13 | 発達段階と学習指導の関連についての検討――海外の学習指導案の動向も視野に入れつつ |
14 | 評価と学習指導方法についての検討――各種学力調査も視野に入れつつ |
15 | まとめ(研究レポート作成など) |
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
森山卓郎・達富洋二2010『国語教育の新常識』明治図書 |
授業の形式 |
レクチャーを含む演習・討論形式 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
1)基礎的知識の獲得については適宜クイズをします。10% 2)実践研究と授業編の参加態度を評価します。平常点とします。90% ただし、校務等で出席日数が足りない場合などはレポートも採用します。適宜受講者の実態に合わせて変更します。 |
本授業に関する情報 |
内容は受講者と相談しつつ適宜調整します。 なお、受講者による実践研究・報告の発表などを数多く含む予定です。受講者には一定以上の課題が要求されることがあります。 |
その他 |
参考書等は授業内でも適宜追加します。 |