科目名 |
生物学特論I |
クラス |
− |
授業の概要 |
動物の生態や行動を進化的視点から眺めてみたい。本年度はこれまでの内容を大幅に改変する予定なので、いかに示す講義内容は未確定である旨、理解されたい。 |
授業の到達目標 |
動物の諸形質の生態的側面を進化的観点から理解し、動物全般に共通する普遍性を探る。 |
授業計画 |
「島」は生物進化の実験場ともいえる環境である。またそこで暮らす生きものたちに焦点をあてると、生物進化のみならず、生態学の諸原理を島の個体群を通して明らかにすることができ、「島」は生態学や保全生物学を考える際のモデル環境ともいえる。 したがって、「島における生物の進化」をベースにして講義をすすめたい。それに加えるに、以下の項目も取り上げる。 ・利他行動の進化 ・社会性昆虫 ・性淘汰 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
『行動生態学』(クレブス、デイビス著)、『動物生態学』(伊藤,山村、嶋田著)(以上、蒼樹書房)、『社会生物学(全5巻)』(ウィルソン著、新思索社) |
授業の形式 |
講義が中心であるが、適宜議論をする。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業参加への熱意、課題に対するレポートの内容などにより行う。 |
本授業に関する情報 |
動物生態学を基礎としたやや高度かつ専門的な講義内容となっている。 |
その他 |
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