科目情報
科目名 美術科教育特論II 
クラス − 
授業の概要 美術教育の今日的課題を人間発達と人間存在において考究し、表現芸術の理論と実践との統合を探る。演習を併用して、概念の選択力・集約力を高め、教育実践を豊かにする受講生自らの理論構築を目指す。 
授業の到達目標 (1) 美術教育の今日的課題に理解を深める。
(2) 美術教育で、代表的な論・著に精通する。
(3) 研究の広がりに関心を持つ。
(4) 教育実践を支える論理を自ら選択し、深めていく態度を育てる。 
授業計画 ガイダンス 美術教育研究の広がり
【教育実践論】
さまざまな人の表現と教育,子どもの絵の理論,創造活動の理論
芸術家と美術教育(1)
芸術家と美術教育(2)
さまざまな「教育実践」を支える理念と論理:受講生による発表
【カリキュラム・指導法の刷新】
指導と学習の現代化
美術教育とカウンセリングマインド
実践と評価
【教材論】
教育内容の選択と創造
「教材研究」を支える理念と論理:受講生による発表 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 ・『アート教育を学ぶ人のために』 竹内博・春日明夫・長町充家・村田 利裕 編、世界思想社
・岡本太郎 『今日の芸術』、光文社
・北川民次 『絵を描く子供たち −メキシコの思い出−』、岩波、岩波新書E69
・田村一二 『賢者モ来タリテ遊ブベシ』、日本放送出版協会、NHKブックス457
・吉永太市 『遊戯焼』、柏樹社
・田中敬三 『粘土でにゃにゅにょ −土が命のかたまりになった−』、岩波、岩波ジュニア新書602
・その他、参考になる文献は、授業で紹介する。 
授業の形式 ・講義と演習で実施する。  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) (1)指定内容の発表、(2) 個人発表 (1)と(2)および最終レポートで評価する。出席を重視する。 
本授業に関する情報 準備物・日程などの入った詳細なシラバスは、授業開始時に指示する。 
その他