科目名 |
技術科教育特別演習II |
クラス |
− |
授業の概要 |
技術科教育を生産から消費,廃棄までのモノの流れの中で考慮すべき諸事項について,具体事例をもとに考究する。とくに技術の適切な評価法に関する教授法について,演習の中で議論を深める。 |
授業の到達目標 |
技術は人間の存在や生活にとって必ずしもプラスの面ばかりではなく,マイナスの側面をも有するものであること,技術を正当に評価でき,技術に正確に向き合い,適切に向き合い,取り扱えることができるような生徒を教育・指導することが技術科教育の大きな役割の一つであること,などについて的確に理解し,技術の意義・役割を正確かつ効率的に生徒に教授できるための基礎的素養を身につける。 |
授業計画 |
上記の授業の概要の範囲内で,授業の到達目標を達成できるような内容を有する資料を中心に,学生の興味・関心に基づいて収集し,内容を理解した上で他者に対してプレゼンテーションする。この資料調査・収集・理解・発表を繰り返し,次第に高度な内容に挑む。学外へ調査に出向くこともある。なお,授業内容は毎年変わる。以下,授業の例を示す。 1 授業の計画立案(協議) 2 技術の発展と災害 3 原子力技術と臨界事故 4 鳥獣害防除技術と農業 5 鉄道と電磁波被害(JR在来線と新幹線) 6 鉄道と電磁波被害(京阪電車) 7 二輪車と電磁波被害 8 水俣病の発生と技術者倫理 9 子どもの遊びと安全性確立技術 10 都市と農村の共生と環境技術 11 鴨川と子ども達 12 子ども達の遊びと公園の在り方 13 月のリズムと栽培作物のリズム 14 アレロパシイと病害虫防除技術 15 環境保全技術とウンコの活用 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
技術学,技術科教育学に係わる書籍,論文,公的資料など。 |
授業の形式 |
原則演習形式である。内容に関連する現地調査が主体になることもある。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業態度(質問,解答など),発表の内容と仕方,出席回数などを総合的に判断する。 |
本授業に関する情報 |
技術科教育に関する他の授業(技術科教育特論など)を受講するとよい。 |
その他 |
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