科目情報
科目名 英米文学特論II 
クラス − 
授業の概要 イギリスが大英帝国としてもっとも繁栄した時代、それはヴィクトリア女王の在位期間と見事に重なり、内外に大英帝国の威力が広く喧伝される一方、その栄光の影に現代にもつながる様々な問題も抱えていた。本授業では、George EliotのThe Mill on the Flossを読み切ることで、英国ヴィクトリア朝の様々な文化的背景、思想、時代精神などを理解することを目指す。小説が描いている様々な問題に対して、自分なりの考えや主張を英語で書いてもらうことも目標とする。 
授業の到達目標 文学作品の精読を通して、19世紀英国社会、文化への理解を深める。さらに、小説が描く様々な問題点を多角的に検証し、批評眼を養いながら、受講生独自の作品の解釈を目指す。 
授業計画 第1回  イントロダクション
第2回  Book I, Chaps 1-5
第3回  Chaps 6-8
第4回  Chap 9-Book II, Chap 2
第6回  Chap 3-Book III, Chap. 1
第7回  Chaps 2-6
第8回  Chaps 7-8
第9回  Chap 9-Book IV, Chap. 2
第10回  Chap 3-Book V, Chap. 2
第11回  Chaps 3-7
第12回  Vol. 6 BookVI 1-5
第13回  Chaps 10-14
第14回  Book VII
第15回  まとめ 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 George Eliot, The Mill on the Floss. (Oxford UP, 1998) ISBN: 0-19-283364-2
テキストは各自であらかじめ入手しておくこと。 
授業の形式 演習形式 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への貢献および口頭発表 40% 期末レポート 60% 
本授業に関する情報 小説を通読するクラスであるので、一度にかなりの分量の英語を読む。毎回の予習は必須である。また、発表のためのリサーチはもちろん、他の院生の発表へのコメントなど、授業への熱心な参加を求める。初回の授業で、授業の進め方について説明するので、必ず出席すること。 
その他