| 科目名 |
環境倫理 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
「自然保護」を支えるさまざまな考え方を取り上げ、その内容と問題点などを考察する。「有限な環境下での人類のサバイバル」という観点、「将来世代への義務」という問題、自然や生態系の保護そのものを目的とする考え方などについて取りあげる。 |
| 授業の到達目標 |
環境問題に関する個々の具体的問題の分析や対策ではなく、そもそも自然や環境が「問題」として取りあげられることの意味やその背景にあるものについて理解し、また自然や環境に関する倫理的とらえ方についての基本的知識をえることを目標とする。 |
| 授業計画 |
1 ガイダンス：授業の概要と授業の進め方
2 1 有限な環境下でのサバイバル 1.1自然の有限性の認識 1/2
3 1 有限な環境下でのサバイバル 1.1自然の有限性の認識 2/2
4 1 有限な環境下でのサバイバル 1.2 環境問題の社会的ジレンマ 1/2
5 1 有限な環境下でのサバイバル 1.2 環境問題の社会的ジレンマ 2/2
6 2 世代間の倫理 1/2
7 2 世代間の倫理 2/2
8 3 生態系の倫理 3.1 生態学のもたらしたもの 1/2
9 3 生態系の倫理 3.1 生態学のもたらしたもの 2/2
10 3 生態系の倫理 3.2 生態系の倫理 1/3
11 3 生態系の倫理 3.2 生態系の倫理 2/3
12 3 生態系の倫理 3.2 生態系の倫理 3/3
13 4 人間と自然 1/3
14 4 人間と自然 2/3
15 4 人間と自然 3/3 |
| テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
［テキスト］テキストは使用せず、参考資料のプリントを活用しながら授業を進める。
［参考書］環境倫理全般に関する参考書としては、とりあえず下記の二点をあげておく。
加茂直樹他編『環境思想を学ぶ人のために』世界思想社、1994年
伊勢田哲司『動物からの倫理学入門』名古屋大学出版会、2008年 |
| 授業の形式 |
配付する参考資料のプリントの理解を基礎にしながら、講義形式でおこなう。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
・授業への参加状況などによる平常点 50％
・期末試験（ノート・資料等参照不可でおこなう） 50％ |
| 本授業に関する情報 |
平成１７年度以前入学生用 |
| その他 |
|