科目情報
科目名 フランス語IA 
クラス a 
授業の概要 フランス語習得の要となる文法を概観する.
ただ闇雲に詰め込むのではなく,教員がパターンを提示することで受講者にフランス語のしくみや規則性を発見してもらい,自分でまとめることによってフランス語文法の基本構造を理解してもらう.
毎回授業開始時に小テストを行う.翌週には教員が添削し返却するので,受講者が曖昧であった箇所や間違えて理解してしまった箇所などを正し,繰り返し学習することによって理解をより確実なものにしてほしい.
余裕があれば音楽や映像を用いたフランス語世界の文化的側面も紹介していきたい.  
授業の到達目標 会話や読解力の基礎となるフランス語の基礎文法と基本語彙、表現を学び、簡単な作文や会話が出来るようにする。長期的学習のためには欠かせない基礎作りを徹底して行う. 
授業計画 テキストにしたがって10課までを学習する.毎回小テストを行い添削して翌週に返却する.
内容
1オリエンテーション、品詞の確認(形容詞と副詞の違いなど)、アンケート等 
2アルファべ(alphabet)、挨拶、自己紹介、数(0〜10) 
3規則動詞の活用、否定文 
例文:「私たちは一緒に歌を歌う」「私はテレビが好きじゃないのです」 
4疑問文(3種類)
例文「彼は京都に住んでいますか」「ポールはフランス語を話しますか」
否定疑問文と応答 
例文「ポールはフランス語を話さないのですか」 
5名詞の性・数(男性名詞と女性名詞!)、冠詞(定冠詞、不定冠詞、部分冠詞!、ゼロ冠詞!) 
6不規則動詞(avoir, etre)の活用と用法、所有形容詞(「私の」、「あなたの」……) 
7形容詞(大きい、小さい、美しいなど)、名詞の前に置く形容詞と後ろに置く形容詞(大きい鞄、青い目)、指示形容詞(あれ、それ、これ) 
8(形容詞、副詞の)比較級、最上級 
例文「彼女はポールよりも大きい」「彼は私よりも速く歩く」「彼女はクラスで一番大きい」 
9重要動詞(行く、来る)、冠詞の縮約形(前置詞+冠詞) 
10近接未来と近接過去(すこし先のこと/過去のことを言う)、命令文 
11これまでのまとめと復習 
12複合過去形 (1) (avoirを用いる) 
例文「私は昨日ポールと話しました」 
13複合過去形 (2) (etreを用いる) 
例文「彼は大阪に行きました」 
14まとめ、復習 
15まとめ、復習 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストは『ヴワラ!』Voila! 伊勢晃・谷口千賀子著 (早美出版社) .プリント教材も随時用いる.
辞書,参考書については初回授業で紹介する.
辞書は毎回必ず持参すること. 
授業の形式 講義と演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 定期試験70%、授業に対する姿勢、小テストなどの平常評価30%とする。 
本授業に関する情報 多少嵩張りますが辞書は毎回必ず持参してください.語学は基礎の積み重ねが重要です.毎回の予習復習を欠かさずに行ってください.最初は暗闇の中を手探りで進むような状態でなかなか成果が出ずに時には不安になるかもしれませんが,日々の積み重ねがあれば自ずと光は見えてきます. 
その他