科目情報
科目名 国際教育協力論A 
クラス − 
授業の概要 国際教育協力と開発教育について、実践的な事例にもとづいた講義をおこなう。国際教育協力とは、途上国における教育(例えば識字教育や保健教育)を改善するための取り組みであ り、開発教育とは、日本を含む先進国の子どもたちに、世界の貧困や格差について教えることを意味する。授業では適宜、映像資料や事例教材を使用する。 
授業の到達目標 1. 国際教育協力・開発教育について、基礎的な概念と意義を理解する。
2. 事例教材への取り組みを通して、国際教育協力・開発教育の基礎的な実践手法を習得する。 
授業計画 授業計画は、国際教育協力の理論と実践(第1〜10回)、開発教育の理論と実践(第11〜14回)、および講義のまとめ(第15回)からなる。各回に予定している講義内容は次の通りである。
内容
1国際教育協力の理論 
2国際教育協力の実務 
3発展途上国における初等教育 
4識字教育とノンフォーマル教育 
5教育開発の指標を読み解く 
6教育と貧困・格差 
7教育とジェンダー 
8アフリカの学校(映像資料) 
9教育協力のためのプロジェクト立案(1) 
10教育協力のためのプロジェクト立案(2) 
11開発教育の目的と意義:世界の貧困と格差を教える 
12開発教育の事例教材:途上国の子どもたちの暮らし 
13開発教育の事例教材:フェアトレードについて 
14学習と参加:途上国へのスタディツアーについて 
15講義のまとめ 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 教科書は特に指定しないが、参考書として『国際協力と学校』(山田肖子著、創成社新書)、『国際教育開発論』(黒田一雄・横関裕見子編、有斐閣)、『子供たちへの開発教育』(西岡尚也編、ナカニシヤ出版)をあげておく。その他、授業中にも適宜紹介する。 
授業の形式 講師が作成するパワーポイントやプリントによる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加状況と、課題レポートの提出によって評価する。詳しくは第1回目の講義で説明する。 
本授業に関する情報 特記事項なし  
その他