科目名 |
社会科教育演習IA |
クラス |
b |
授業の概要 |
太平洋戦争中、南方軍参謀を務めていた榊原政春中尉の日記(『一中尉の東南アジア軍政日記』:草思社刊)を読む。一定数のページを割り当て、その内容について報告してもらう。出てくる事項を、単に辞典や概説書で調べるだけでなく、なるべく資料集や回想記、当時の新聞などを使い、その位置づけを自分で考えてほしい。研究書の説明を引用する時にも、その説明がどのような史料や根拠にもとづいているのかを、常に明示してほしい。 |
授業の到達目標 |
活字化された原史料を読み、その内容を理解すると共に、関連する史資料を探す力を養う。その上で、同時代史料をもとに論を組み立てる歴史学の基本的技法(後代の編纂物や歴史書に寄り掛からない方法)を習得する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 榊原日記についての説明 |
2 | 報告のモデルの提示 |
3 | 報告のモデルの提示 |
4 | 報告 |
5 | 報告 |
6 | 報告 |
7 | 報告 |
8 | 報告 |
9 | 報告 |
10 | 報告 |
11 | 報告 |
12 | 報告 |
13 | 報告 |
14 | 報告 |
15 | 報告 |
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストは榊原政春『一中尉の東南アジア軍政日記』(草思社)とする。その他、有用な図書・資料集は近現代史演習室に置いておく。報告前には、『杉山メモ』、『南方年鑑』、『南方経済資源総覧』、『南方建設審議会資料』などの関連部分に目を通し、レジュメをつくることにする。内閣情報局が発行していた『週報』も、随時揃えていくので参考にすること。図書館の『朝日人物辞典』、書庫の『朝日新聞縮刷版』にも、なるべく目を通してほしい。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
報告の内容(60%)と授業への参加状況(40%) |
本授業に関する情報 |
受講者の関心によって、内容は大きく変わることがある。 |
その他 |
3回生対象。 |